原料不足に解決の途はある?


たまにはちょっと、柄にもない記事を書いてみます。



1─3月景況判断、過去最低水準に
http://www.asahi.com/business/reuters/RTR200803240029.html


そりゃあ、そうですよねー。
むべなるかな。


この景況判断というのは、要するにアンケートみたいなモノらしいです。
だとすれば、直近の風向きなんかがすぐに反映されやすそうです。
さっそく反映、されていますね。



ここのところ、景気に対しては本当に悪いトピックスばかりですね。
原油高、そのほか鉄鋼石とかいろんな原料高、
小麦とかいろんな穀物も価格上昇。
そんな時期にサブプライム問題。でドル安、円高


サブプライム円高は金融の問題ですし、
時間が経てば何とかなるんでしょう、きっと。


でも、価格の高騰については、
結構クリティカルな気がしてなりません。


だって、解決の見込みが全くないばかりか、
今後も間違いなく、加速度的にエスカレートしていくでしょう。
BRICs諸国はこれから間違いなく発展し、人口が増え、
消費量はどんどん増えていきます。
でも、生産量がそれ程増える見込みって、あるんでしたっけ?



原油が上がった、小麦の値段が上がった、とニュースになっていますが、
これから、5倍・10倍にも高騰し続けるんじゃないでしょうか?
そうなったらどうなるんだろう…


外的要因でムリヤリのインフレが長期的に続くという状況は
今まではあまりなかったんじゃないのかなぁ。




ニュースっていうのは、毎日まいにち悪いことばかり言うもんです。
その中に紛れてぼやけているのか、何なのか。
ガソリン税とか年金なんかより、よっぽど大問題だと思うんだけどなぁ。。。
まぁ、あまり悲観論ばかり言っても仕方ないですが。


バブルが弾けた時とかも、こんな状況だったのかな?
なんてふと思ってしまいます。
…おぉ、こわっ。



まぁ、ドシロウトの想像なのであまりアテにはなりませんが…。

突然ですが、本日をもってこのブログは終了します


…なんて。
そう、今日は4月1日、
エイプリルフールです(笑)



今日ばかりは、どの記事を見ても素直には信じられない日。
Feedpath Rabitが終了というびっくりなニュースが飛び込んできた時も、
思わずネタかと勘ぐってしまうほど(^^;
以下、注目のサイトたちをご紹介


【F1】今季のナイトレースに続き、今度はダートレースを投入!!
 http://auto-g.jp/index.php/mo/News/ac/Detail/NewsId/9068

  あまりに地味に載っていたので信じかけましたよー。

Google 「国内線」で検索
 http://www.google.com/search?hl=ja&lr=lang_ja&ie=UTF-8&oe=UTF-8&q=%E5%9B%BD%E5%86%85%E7%B7%9A&num=50

  検索結果の4つめあたりにご注目。

Yahoo!JAPAN
 http://event.yahoo.co.jp/invaders/unconfirmed/

  これはビックリした……。

窓の社
 http://www.forest.impress.co.jp/yashiro/2008/

  サイトごと作ってしまうのがすごいね。



ちなみにこちら、ご参考。

エイプリルフールに便乗しているサイトまとめ2008年版
 http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080401_april_fool/

発見したら更新、エイプリルフールなサイトたち
 http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20370533,00.htm

人形町、さくら満開


いま、東京では桜が満開です。
いろんなブログに桜の写真が上がってますね。


ということで、ぼくも、
会社の近所の遊歩道にて。
携帯で撮ったらちょっと暗くなってしまいましたが。




こんな感じ。見事に満開。
ランチ帰りなのに、お花見に来たようなちょっと得した気分になります。



白くて葉っぱがついた桜の大木。
詳しくないのですが、なんていう種類なんだろう?



幹からひょっこり咲いてるのがかわいくて、一枚。

ブログを書き始めて思うこと


このブログを書き始めて、もう1ヶ月以上。
ブログを書き始めてから
他人のブログを見る目が変わってきたことに、最近気付きました。



昔は単純に面白いとか役に立つとか、
ニュースや雑誌を読んだりするのと同じ感覚でしたが、
最近は、同じ書き手として (と言ってはあまりに失礼なブログもたくさんありますが…(^^; ) 、
ブログのスタンスとか、文章の上手さとか、デザインとか、
けっこう気になるようになってきました。
 (以前もこんな記事を書きましたね)
また、作者の為人や、書いた時の気持ちなんかを以前に増して考えるようになり、
分かってくるのがますます面白い。
好感の持てる作者のブログを、自然とRSSリーダーに登録するようになっています。


そして、それらに影響を受けて、改めて自分のブログのことを
あれこれ考えてしまう今日このごろです。



とても論点が鋭く、充実しながら分かりやすく、更新も頻繁、そんなブログも中にはあります。
そんなブログは、本当にすごい、と敬服するばかりです。
…とてもじゃないけど真似できない。
現実には、どこかに重点を置いたら、どこかを犠牲にせざるを得ません。


頻度か、内容か。
要するにブログの「コンセプト」ですね。


今のところこのブログでは、頻度よりも内容を優先させています。
まぁわざわざクリックして訪問してくれる人がいるわけですから、
クリックしてスクロールする手間と、読んだ時間分ぐらいの収穫は
持って帰ってもらいたいかなぁ、という基準です。


でも…もう少し、更新頻度を増やしたい!
と最近思うようになってきた(^^;
上の例だと、せっかく訪問してくれたのに記事がUPされていなかったら
元も子もないですもんね。



そのためには、もう少し記事を短くしないといけないですねー。
この長さ、時間がかかって仕方ない…。
実際、時間がかかりすぎてタイミングを逃したネタとかあるし。…勿体ない。
どうも、ダラダラと書いてしまうんだなぁ。



最近気付いたんだけど、記事の長さと内容の濃さは
必ずしも関係ないんですよね。
短くても、ほんの5分ぐらいで書いたような記事でも、すばらしい記事は心に響く。


たぶん、書き始める時に結論を決めてないからなんだろうなぁ…。
とりあえず思いついた事を全部入れちゃうもんなぁ…。
入れたくなる誘惑と、折り合いをつけていかなくちゃいけないんだろうなぁ…。



ということで、これからの方針


【1】コンパクト!
    めざせスクロールしない記事
【2】スピーディー!
    空いた時間で書けるといいな
【3】そして目指せ週5日更新!   


心がけてみようと思います。
日々、精進でございますな。


(といいつつ、この記事がもう、既に長い…(><) )

Googleにとっての端境期が来たのかもしれない


Googleの発言,「いまだにiPhoneは制約だらけ」
 http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080317/296392/

Google,「MSのYahoo!買収はインターネットのためにならない」と懸念
 http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080318/296511/

Google、景気抵抗力に自信
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0803/19/news044.html



最近、こういう記事が、増えてきたような気がします。
こういう、「Googleの発言」に関する記事。
とくに、競合への対抗意識を燃やした発言を、よく目にします。


こういう記事を目にするたびに、ふと
 「Googleも普通の大企業になってきたなぁ。」
 「Googleも危機感感じてるのかなぁ。」
とか思ってしまいます。


周知の通り、実際にGoogleは社員1万人超の大企業な訳ですが、
ちょっと前までは、何と言うか、もっと孤高の技術集団のイメージでした。
周りが何を言おうと、何をしようとお構いなし。
圧倒的な技術力でもって世の中に攻め込み、掻き乱し、
時代を切り開いていくイメージ。
(あくまで一人の野次馬のイメージです)


ですが、こうも影響力が大きくなり、巨額のお金を動かすようになると
世の中もそうそうそう放っといてくれないんでしょう。
実際私も、毎日大量のお金をGoogleAdwordsとAdsenceに注ぎ込むようになりました。
(もちろん仕事で、ですが)


もしかしたら、Google自体は何も変わっていないのかもしれない。
取材している記者たちが増え、
その声を拾うネットワークが確立され、
媒体がより多く取り上げるようになっただけかもしれません。


ですが、原因はともかく、こういう記事が目に触れる機会が増えて
上記のような感想を抱く人が増えているのは、(きっと)事実です。



というところで、ふと、
Googleは今、「急成長ベンチャー企業」から「既得権益のマス企業」への
ターニングポイントを迎えているのかもなぁ、と感じました。



栄枯盛衰、時代は流れるものです。
かつてのサクセスベンチャーMicrosoftも、ヤフージャパンも、今となれば大企業。
気がつけば追われる身になり、最近は防戦一方です。
今はそのMicrosoftを追い立てているGoogleも、これから次第に
周りからは圧力をかけられ、新しい企業には後ろを突つかれ、
「守る」側にならざるを得ないんでしょうか。


ちょうど今、Googleにとっては
その端境期にいるのかもしれません。



でも、企業が成長するという事は、守るべきものが多くなる、という事でもあります。
守るべきものを守りながら、機動力を確保し、いかに攻められるか。
とてつもなく難しい舵取りだと思いますが、それを成功させないと
きっとこれ以上、Googleは進化できません。



…なんか、イマイチまとまりがない文章になってしまいました。
抽象的だし。。。

第2戦マレーシアGP 雑感


1週間という短いブランクを置いて開催された第2戦、マレーシア。
さっそく、所感をまとめてみました。


結果はコチラ
 http://f1-gate.com/result/f1_560.html
 http://www.topnews.jp/f1/3858.html


ヤルノおめでとう!

今年のトヨタは、ホント速いですねー。
ハミルトンやコバライネンの後ろにビタっとついていく姿を見て、
今までの常識を覆す映像に、感動すら覚えてしまった…。


前評判では全く期待されていなかった(自チームのドライバーにさえ!)新コンセプトのマシンは、
どうやらうまくいったようですね。
その性能はヤルノ本人の予想以上だったようで、
フェラーリの信頼性次第では、ホントに表彰台の可能性もあるかもしれない。


ヤルノも年をとって丸くなったのか、あるいはラルフが辞めてエースの自覚が芽生えたのか
昔みたいに思わず叫びたくなるような凡ミスもしなくなってきたし。
『やるの?トゥルーリ』の異名も、そろそろ卒業できるでしょうか?(笑)


使っているお金を考えれば然るべきなんだろうけど、
 (トヨタは全チームの中で、フェラーリの次に予算を使っているという噂)
でもトヨタが速いなんて、なんか、似合わない(笑)


かたやウィリアムズ

ウィリアムズは今回、そもそも予選がまったくダメでしたからね。
でも、第1スティントで着実にオーバーテイクしていく中嶋は
ホンモノだなぁ、と思った。
ウィリアムズは、予選の速さを身につけられれば、
着実にポイントを稼ぐ (そしてたまに表彰台に上がる)第4勢力になり得そうですね。


マッサ限界?

そしてマッサ。今回もまったくいいところを見せられず。
ピットストップのここぞという場面でライコネンに抜かれるし、挙句の果てにスピンリタイア?
こんな事を言っていますが、言い訳にしか聞こえないよ…。
マッサっていつも、素直じゃないんだよなぁ。


これだと、フェラーリはコネ入社だと言われても文句言えないと思う。
 (マッサのマネージャーがジャン・トッドの息子だからフェラーリにいられる、という
  これまた噂)


さいごに、今週のトロロッソ

わが愛するトロロッソ、今週はダブルリタイアという結果に。
ボーデはギアのスタック、ベッテルはなんかいろいろオーバーヒートしてしまったとのこと。
フェラーリエンジンにはいろいろと懸念があるようですが、
今回はそれとは違った原因みたいですね。
あぁ、前途多難(−.−;

ポジティブな面を見ると、2台のレッドブルのマシンが完走を果たした。われわれはシーズン後半にこの恩恵を受けるだろうね
 http://www.topnews.jp/f1/3849.html

ベルガーよ、そんな暢気なことを言ってないで、はやく何とかしなさい!

「夢の終わりのそのつづき」 樋口有介

夢の終わりとそのつづき (創元推理文庫)

夢の終わりとそのつづき (創元推理文庫)

★★★☆☆


文庫本なので、バッグの中に常駐させておいて、
移動中や外出先で読んでいる ”柚木草平シリーズ” の一冊。
シリーズものなので外れることなく、落ち着いて読めました。



これは、初期の習作を大幅リメイクして、柚木草平シリーズに組み入れた作品とのこと。
そのせいか、プロットにちょっとぶっ飛んだところがあります。
が、大幅リメイクのおかげか、文体はいつもと変わらなかったので
あまり違和感はありませんでした。


樋口有介の文体って、語句の順序とか句点の位置とかが独特で、
不思議なリズムを感じるんですよね。
まぁ正直、このシリーズとかはどうってことない普通の推理小説なんだけど、
そのリズムが心地よくて、先へ進みたくなる魅力を感じます。


以下に、いくつか引用してみました。

―そういう野中を疲れさせた時間は意識していないだけで、どうせ俺の人生も疲れさせている。

―藪をつついて蛇を出さなくても、蛇はもうメガネをかけて、しっかり鎌首をもちあげている。

―平凡な青春が無神経に平凡であることに、珍しく俺は、腹も立たなかった。


皮肉屋でキザな主人公に、なんともよく合ってると思う。
もしかして、作者も皮肉屋でキザなのかも知れないですね(笑)


冊数を重ねるごとにちょっと説明が多くなって、のめり込み難くなっている気はします。
ちょっとお疲れなのかなぁ。。。
 (あるいは、疲れているのは読み続けている僕の方なのかも)
その、のめり込み難さが逆に、電車の中とかで細切れに読むには
丁度いいんですけど。