ネット空間にダイブ! (あるいは新サービスの閾値について)


セガ、3Dインターネットブラウザ『インターネットアドベンチャー〔iA〕』を開発
 http://sega.jp/corp/release/2008/0306_3/


ちょっと興味をひかれたので、記事にしてみました。



一般的なユーザの視点からすると、
新しいサービスを見つけた時に
「やってみようかな」と思うための閾値の一つとして、
『そのサービスの内容が容易に想像つく』
という点があると思います。


想像できれば、その便利さや面白さが分かり
興味が湧くというものです。
逆に、なんかスゴそうでも、よく分からなかったりすると
 「それって何のメリットがあるの?」
 「なんかメンドくさそう」
ってことになってしまいがちです。
ほら、セカンドライフとか。



で、その『内容が容易に想像つく』ための方法の一つとして
『現在普及しているサービスの延長線上にあるものにする』
という考え方があると思います。
この ”インターネットアドベンチャー〔iA〕” は、
今や誰でも使っている ”ブラウザ” をもっとおもしろくしてみよう、という発想で
生まれたんだと思います。きっと。



…まぁでも、ぼくは絶対使うことはないと思いますが。
だって、アバターとか作るのめんどくさいし、
そこまでして誰かとコミュニケーションしたいなんて、露ほども思わないですし。
mixiですら、面倒くさくてやっていないですからね(^^;


そういう意味では、『内容が容易に想像つく』ということだけでは
普及には遠く及ばないのは明確ですね。
もう一つの重要な閾値 『ニーズ』 、こっちの方が重要ですからね…。
…このサービス、全然流行る気がしないなぁ。
  さすが、セガだ(笑)



セガメガドライブの時代から、僕が愛する企業です。
技術力や発想力はあるのに、なんかいつも詰めが甘く、間が悪い
可笑しくも哀しい会社です。
最近はすっかり堅実な会社になったような気がして、ちょっと寂しかったんですが…。
これからも頑張って空回りしてください!(笑)



結論。
つらつらと書いて脱線してしまいましたが、これ
攻殻機動隊でネット空間にダイブした時の映像を
現実にしたみたいじゃないですか?


その点に興味を引かれた、という事を言いたかったんです、要するに(笑)